まずはA級の決勝戦に進んだ三重の坂元洋行〔88期〕。
前橋競輪は初登場となったが連日大暴れ。初日選抜では鐘から一気に飛び出して主導権を奪取。あとは強靱な粘りで押し切った。勝負どころの準決でも抑えて先行。番手の平田には差されてしまったがいい逃げを打った。「結構いい感じで踏めていますね。実は今回はドームと言うこともあって普段のギヤ比3.62から71に上げて走っています。62より少し重い気がしますが一回前に出てしまえばいい粘りが出ますね。でも、その反対に先行できない場合はかなり苦戦するのではないでしょうか」と話す。今回のギヤの場合はとにかく先制を決めて威力を発揮するようである。
今日は車券を数個レース買いましたが結局、当たらず敗退。しかし、初日に本線的中を果たしていたのでトータルで計算すると黒字収支となりました。給料前の一発は実に大きいものがあります。明日からは大宮競輪での仕事となります。久々の大宮取材となり楽しみです。ではこの辺で失礼します。
S級の決勝戦には福島の新田祐大〔90期〕が難なく勝ち上がった。
今回はシリーズリーダーとして存在感を大いにアピールする。準決ではホームから先行態勢に入っている浦山一栄を強引に叩いて最終主導権。後続の金古将人をブッ千切って一人旅。捲る松岡貴久も2着を確保するので一杯。圧勝劇に終わった。「準決に関しては反省するべきことが一杯です。変に焦ってしまって後ろを確認することなく踏み込んでしまって・・・。余裕がなかったですね。決勝戦は落ち着いて仕掛けるようにします」と話す。この反省をきっちりと活かして明日のV獲りに臨みます。
さてこれで前橋競輪の取材を終了します。PR