１０Rは新鋭・神山拓弥と峠祐介の踏み合い。結局、神山が先手を奪ったが脚を大きくロスしたため、松岡貴久〔90期〕の捲り頃となってしまった。
ここ２場所動きが重い松岡だが今日は展開が向いた。「今日勝てたのはたまたまですよ。本当に展開が向いただけですから」と謙遜するが久々の１着に思わず笑みがこぼれる。「最近、自力で失敗しているから仕掛ける瞬間が一番緊張しました。正直、行けるかなって。でも車が進んだからよかった。これがいいキッカケに繋がってくれればいいですね」と話す。準決は徹底先行の浦山一栄や同期の新田祐大との対戦となる。相手は強いが初日の勢いで決勝に進みたいところだ。
前走の取手では一回もバックを取ることができず、持ち味を存分に出せずじまいに終わった山梨の古屋琢晶〔90期〕だが、
初日は鐘で抑えてそのまま先行。捲る手嶋靖を見事に封じ切った。「いあー、久々にいい内容のレースができました。ラインでワンツースリーでしょ。本当に良かったです」と会心の競走内容に自ら納得の様子。普段は物静かな古屋から久々に笑顔がこぼれる。明日の準決戦は神山拓弥や倉野隆太郎との対戦。力量優る機動型との対戦となったが自信を持って自分のレースに徹しよう。
最後は愛知の倉野隆太郎〔91期〕。
初日は田中将彦に叩かれ粘るのか引くのかで中途半端なレースとなってしまった。「ホントに恥ずかしいレースになりました。僕が中途半端だっただけに後ろ（番手）にもお客さんにも迷惑をかけてしまいました。１着とは言っても僕の中では最悪の競走でした」と終始反省。「こういう時って自分のレースに余裕がない時なんですよね。とは言ってもこんなのではダメ。明日（準決）はその分もしっかりと駆けます」と最後に力強く答えてくれた。準決では神山や古屋など先行マニアが揃いに揃ったが倉野もそこに参戦しそうな感じ。先手争いはまさに熾烈を極めそうだ。
初日の１１Rは浦山一栄と松本一成との踏み合いとなり中団を取った新田祐大がひと捲りを決めて快勝。動く選手が多い今開催は迫力がいつも以上でとても面白いのもとなっています。是非、時間がある方はグリーンドーム前橋まで足を運んでください。さて、自分の話になって恐縮ですがここ最近はかなり好調子。本日の１０Rを本線で的中！九州遠征からいい流れを維持しているようです。この勢いで明日もバンバン当てていきたいと思います。ではこの辺で失礼します。PR