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記者ながら競輪選手と一緒に練習をしたり、全国各地の様子をお伝えします。      
01 / 21 Tue 05:50 ×
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07 / 22 Tue 20:27 #まじ ×
 ここ数日は高温多湿で不快指数120%の日々が続き、検車場を往復するだけで汗をかいてしまいます。しかし、これが仕事ですから頑張らないといけないと自分に言い聞かせて検車場に向かいます。さて、本日は川崎ナイターの準決です。主力選手がそれぞれ勝ち上がって決勝戦は見応えのあるものとなりました。それではメインの12Rからとチャレンジ決勝戦の9Rに出走する選手を挙げたいと思います。
 まずは初日特選では豪快な捲りで力の違いを見せつけた宮城県の大内達也〔72期〕。166bdfd9jpeg勝負所の準決では目標ありのレースとなった。前を任された盛田将人は同期の斉藤健人を強引に叩きにいくが叩けず。苦しい流れとなったが付ける大内は内をキメて盛田を拾う(やさしさがレースに出ていた)。しかし、これを後方で見ていた別線の宮内善光がすかさず捲って反撃に出る。この動きを察知した大内はこれに併せて捲り1着。一瞬、危険な(捲られそうな)展開になりかけたが自らの自力で凌いだ。「自分でやるよりも人任せのレースだったから、周りの流れも見えていたし脚にも余裕がありました。前々にいれたのも盛田君が頑張ってくれたお陰です。(相手を)叩けなかったけど強引に行ってくれたから良い位置が取れたわけだし、彼のお陰です」と後輩の頑張りを誉めていた。宮内に併せて踏んだ時のキレやスピードはさすがのひと言。ここでは力も格も一枚上の存在。決勝戦ではその実力をフルに発揮してくれよう。
 最後はチャレンジ決勝戦から寺林正秋〔94期〕をピックアップしたい。d10ca366jpeg準決では地元の新人の伊藤翼が押さえて流した所を狙いすましたかのように叩いて出て、番手の中村吉幸の追込みを振り切った。初日の動きといい今回は実に軽快。「多分、伊藤君はそんなに積極的に仕掛けて行くはずがないと読んでいました。だからきっと緩むはずだし、叩けると思っていた」と控え目に話すが予想通り運行ができて自信満々の様子。決勝戦は94期の佐藤康恭の番手となった。佐藤の仕掛け次第ではチャンスは十分だ。「佐藤君が行ってくれれば僕にとってはチャンスですね。そのチャンスはしっかりと生かしたい」とキッパリ。初のVゲットとなるか?明日の決勝戦に注目したい。
 これで川崎ナイターの取材を終了します。準決は興味があるレースが多く、有り金を持って勝負に出ましたがまさかの失敗に終わりました。昨日までは楽に過ごせると思っていた給料日までの数日間が逆に苦しい数日間となってしまいました。まあ、こんなこともあるでしょう。明日からは内勤のナイターの仕事を2日間やり25日から現場取材で平塚の方に行きます。そこでまた検車場の様子を挙げていきたいと思います。では本日はこの辺で失礼します。
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