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記者ながら競輪選手と一緒に練習をしたり、全国各地の様子をお伝えします。      
03 / 10 Mon 22:08 ×
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01 / 18 Fri 19:46 #まじ ×
 本日から前橋競輪での取材となります。723d3a38jpeg今回はS級シリーズ開催となりました。選抜からは新鋭の志村太賀や笠松信幸、杉山剛、赤井学などの機動型に追い込み勢は佐藤和典、台和紀、須田雄一などが参戦。さらに特選は地元の小林大介VS積極先行の松尾淳との力比べの構図。初日から白熱したレースが見られそうだ。時間がある方は是非、前橋競輪場にお越し下さい。本日はいつもと趣向を変えて車券戦術に役立つ?かどうかは分かりませんが選手の話を挙げていきたいと思います。
 1Rは200勝リーチとなっている森義弘。メンバーをみるなり渋い顔。「目標がないの?やっぱりきついなぁ。どうすればいいのだろう・・・。取りあえず前にいないとレースにならないか前々だね」とコメントする。通算200勝について聞いてみると「できないでしょう。目標ないんだから。足場があるのとないのとでは大違いだよ」とキッパリ言い切る。
 2R番組上では細川陽介―桜庭光彦の3番手を回るような番組であったがキッパリと別線勝負を表明した高桑由昇。その理由を聞いてみると「地元平バンクで選手会主催の合宿があったのです。若手ばかりで20人くらいと一緒に練習してきました。だから宮城の後ろでやるよりか自分でやってみたい気がするんです」と自信ありげな感じ。
 3R南関ラインで神奈川勢の後ろをまわる番組で組まれていた宇佐美勝也はその3番手回りには難色を示す。「丸山君が先行って言ってもねー。どうせだったら一発ある人の後ろを回ってみたい。強気なレースをたまにする津久井君の番手がよさそう。彼に期待して見ます」と南関では連係しない方向。
 4R同郷の横山明男と一緒にメンバーを見ていた與那嶺盛安はちょっと困り顔。「今は先行なんかしていないし、どうすればいいんだろう。でも横山さんが任せてくれる以上は何とかしないと。とにかく中団は絶対でチャンスがあれば自力(捲り)を考えて」と答える。以前、先行していた頃は大ギヤを使っていい粘りを見せていたが最近はギヤが軽くなってきている。それについては「先行はやってないんですよ。だからギヤ落としているんです」と答える。一体どんなレースをするのか注目したい。
 5Rここ最近、成績急上昇となっている千葉の須藤雄太〔89期〕。2a8cf790jpegその理由をこう説明する。「6場所前の取手からギヤを4回転にしたんです。そうしたらいい粘りが出てきて。もともと末がなかったのですが、この4回転が僕にはあっている」と充実の近況を誇らしげに話す。明日は徹底先行の今泉薫との対戦。激しい先行バトルとなるのか?

 6RA級の特選からは篠原忍の番手回りを主張した塚本和宏。「篠原君の後ろを回れるのなら番手にいってみたい」と言う。普段は自力で戦う機動型だけにマークや追い込みに回となると不安が出てくる。「今まで何回か人の後ろを回ったことがありますが、常に競られることなく目標がドカンと行ってくれたレースばかりだったから。競りとかになったらどうなるのかな・・・」と話すが初手から競りにはなりそうもないメンバー構成なので展開次第では一発も十分だ。
 7Rダッシュ力を活かして積極果敢なレースをしている北海道の大森慶一はふるさと松坂の後は約1ヶ月の休業。その理由を「胃腸炎になったんです。それで病院に1週間も入院。最初の2日間なんてまともに食べることも出来ず点滴のみでした。おかげで体重が5キロ近く落ちてしまってなかなか元に戻らなくなってしまいましたよ。今は体の方はいいので大丈夫なので頑張りますよ」と状態はいいように言うがまだまだ本調子とまではいかないようだ。
 8R四日市ナイターから中2日と強行軍の松坂洋平は追加での参戦。「疲れはそんなに感じません、大丈夫です。前橋を含めて高速バンクは好きです。S級で初優出を決めたのも小倉のドームだったしね。要は相性がいいんですね。さらに後ろの岡嵜さんとは連係するとよく決まっているし僕としては安心して駆けられます」と自信を持って予選に臨む。
 9R地元からは水島洋一と須藤直道が参戦。水島は須賀という目標があっても何故か不安の表情。訳を聞いてみると「実は立川記念の補充出走の時に須賀君のラインを固めず他の3番手につけてしまって。先行選手ってのはそういうことを覚えているからね。でも、さっき会ったときに“宜しくお願いします”って彼から声を掛けてくれたから大丈夫かな」。
 10R目標がなく位置的に苦しい流れが予想される栃木県の須田雄一はメンバーを見ながら悩む。「どうしようかな・・・。位置はないし先行ってするっていってもどちらが先行するか分からないし・・・。番手と言っても難しい。流れをみてだね」と強気のレースはせず中団から脚を溜めての競走となりそうだ。
 11R断然のバック数を誇る山梨の志村太賀はやや疲れ気味の表情。その理由をこう話す。「手島慶さんがアパートを紹介してくれて、そこに住んで練習しているんです。練習は当然一緒なんですが、夜も手島さんにいろんな所に連れて行ってもらっています。一日15~16時間は一緒の生活ですよ(笑)」。ちなみにここに入る直前まで一緒に乗り込んできたようだ。
12Rは地元のエース・小林大介〔79期〕。7821ef3djpeg前走の取手の決勝では乾準一の先行を5番手から捲れずの9着。「調子的にもあまりいいとは言えない状態でした。でも今回は2週間くらい空いて十分練習をやってきたから大丈夫です」と状態については万全の様だ。あとはデキが心配。それに関しては「感じは凄くいいですよ。前回よりも全然いい。だから気持ち的にも強気にいけます」と今開催のシリーズリーダーは完全な状態でV獲りにでる!
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