まずは一次予選で地元の宿口陽一に付けていた豊田一馬(写真右奥)と矢端誠二(写真左)がレース終了後に話す。
さて、ここからは初日の動きのよかった選手を挙げていきたいと思います(実は記者席内での仕事が多かったため写真が撮れずで・・・)。まず、地元の新鋭・宿口陽一と岸沢賢太は共に逃げ切り勝ち。今は勢いがある印象。長走路の500バンクの長さを考えると仕掛けにくいところがあるがチャレンジャーという立場で思い切った先行策にでたのが逆に良い結果をもたらした。今後もヤング2人の動きには注目していきたい。
特選では地元の藤田竜矢が積極策でアピール。前回の岸和田は3日間主導権。最終日は3番手から捲られてしまったが番手(小橋正義)の勝利に貢献した。初日の9Rでは鐘から一気に踏み上げて主導権を奪取し4角を先頭で回ってきた。番手の飯嶋則が後方をけん制すると落車が発生!展開にも恵まれた感はあるが最後の最後まで踏み切っていた。繰り上がりの2着とはいえ内容は上々であった。
佐々木則幸の動きもかなりいい。ここ1ヶ月以上実戦から遠ざかっていたが、その間に鎖骨を固定していたプレートを取り除いた。本人は体が軽くなったと話していたが、その言葉通り軽快な動きを見せ欠場のブランクを全く感じさせなかった。500バンクと細切れ戦は特に得意としている佐々木だけにツボにハマると桁違いの力を発揮することは間違いなさそう。
特選11Rからは菅原晃を挙げたい。着こそ4着と振るわなかったが初日は本線の平原康太が吉田敏洋に押さえ込まれるのを見るやいなや、すかさず巻き返していく。レースの読みと体の反応はかなりいい。久々の記念参加とあって今回は一暴れしそうな予感すら感じさせた。明日以降の動きに注目していきたい選手の一人だ。
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