忍者ブログ
記者ながら競輪選手と一緒に練習をしたり、全国各地の様子をお伝えします。      
03 / 11 Tue 01:09 ×
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

01 / 14 Mon 17:52 #まじ ×
 20080114-oomiya-ouenndann001.jpg本日から東日本発祥59周年「倉茂記念杯」競輪が大宮競輪場で開催された。初日は特選3個レースを中心に予選を含めて11個レースが行われました。寒さ厳しい一日ではありましたが熱烈なファンが競輪場に足を運び総入場人員は1万人を突破。久々に場内は活気に満ちあふれました。 今回は様々なイベントが場内で行われています。時間がある方は是非、大宮競輪本場にお越し下さい。新鋭を中心とした地元勢は失敗もありましたがレースを作って見せ場を作りました。特に今回は3角辺りに「埼玉応援団」なる応援コーナーが設置され、地元の選手を積極的に応援しようという人達が集まっています。応援団の声援が届いたのか?どうかは分かりませんが埼玉勢の活躍は多かったような気がします。それでは本日の検車場に行ってみましょう。
 まずは一次予選で地元の宿口陽一に付けていた豊田一馬(写真右奥)と矢端誠二(写真左)がレース終了後に話す。20080114-oomiya-kennshaba002.jpg3番手回りの矢端は「宿口君は強かった。良いカカリでした。とにかく後ろ(叩かれた富永)は終わっていると思ったから後は内をしっかり締めていければと思っていました」と話すと豊田は「宿口君はよく頑張ってくれたし強かった。とくに3コーナーから宿口君を応援する声がとても大きくて結果的に差せずでしたが、逆に差したりしたらファンの人(宿口の)から怒鳴られそうで(笑)」と二人でレース後に反省会を開いていました。
 さて、ここからは初日の動きのよかった選手を挙げていきたいと思います(実は記者席内での仕事が多かったため写真が撮れずで・・・)。まず、地元の新鋭・宿口陽一と岸沢賢太は共に逃げ切り勝ち。今は勢いがある印象。長走路の500バンクの長さを考えると仕掛けにくいところがあるがチャレンジャーという立場で思い切った先行策にでたのが逆に良い結果をもたらした。今後もヤング2人の動きには注目していきたい。
 特選では地元の藤田竜矢が積極策でアピール。前回の岸和田は3日間主導権。最終日は3番手から捲られてしまったが番手(小橋正義)の勝利に貢献した。初日の9Rでは鐘から一気に踏み上げて主導権を奪取し4角を先頭で回ってきた。番手の飯嶋則が後方をけん制すると落車が発生!展開にも恵まれた感はあるが最後の最後まで踏み切っていた。繰り上がりの2着とはいえ内容は上々であった。
 佐々木則幸の動きもかなりいい。ここ1ヶ月以上実戦から遠ざかっていたが、その間に鎖骨を固定していたプレートを取り除いた。本人は体が軽くなったと話していたが、その言葉通り軽快な動きを見せ欠場のブランクを全く感じさせなかった。500バンクと細切れ戦は特に得意としている佐々木だけにツボにハマると桁違いの力を発揮することは間違いなさそう。
 特選11Rからは菅原晃を挙げたい。着こそ4着と振るわなかったが初日は本線の平原康太が吉田敏洋に押さえ込まれるのを見るやいなや、すかさず巻き返していく。レースの読みと体の反応はかなりいい。久々の記念参加とあって今回は一暴れしそうな予感すら感じさせた。明日以降の動きに注目していきたい選手の一人だ。
 
PR
 
"まじ" WROTE ALL ARTICLES.
忍者ブログ[PR]
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.