本日は奈良記念の3日目となりました。二日目の夕方から降ってきた雨は朝方には止み、午後から天候は急回復しました。さて、今日は準決勝戦をメインに白熱したレースが行われました。今回のV候補となる選手のほとんどが次走に岸和田ダービーを控えており、各選手の調整具合を知るには絶好の場です。そんな中で順調仕上がりを見せているのが千葉の海老根恵太〔86期〕だ。初日こそ長い距離の捲りであったため差されはしたが、2日目の優秀レースでは器用に位置を取ってから得意の捲りで他を圧倒。さらに準決もひと捲りで順調に決勝戦に駒を進めた。3日間の動きを見る限りではレースの読みにしても動きにしても文句の付けようがないデキだ。明日の決勝戦については「次に繋がるレースを」と口にしているだけにどんなレースをするのか楽しみだ。
一方、その海老根と初日特選、優秀レースで連係した同県の武井大介〔86期〕も元気一杯だ。初日には海老根の捲りに付いていき直線では交わしている。さらに勝負所の準決では大沼孝の動きに乗って抜け出すあたりはさすがだ。レースの読みと位置取りの的確さにはただ驚くばかり。タテのキレも鋭い今回は同県の海老根の仕掛け次第では逆転Vも十分な感じ。海老根が率いる東日本勢と三宅達也が率いる西日本勢の対戦は楽しみだ。
これで奈良記念の取材は終了します。普段は松戸の33バンクで予想して鍛えているので同じ33バンクなら簡単に車券が取れると安易に考えていてのですが、奈良バンクはなかなか難しい(自分がヘタなのだと思いますが…)。久しぶりに『大敗』となってしまいました。次回きっちりとリベンジしてやろうと思っています。PR