北九州といえど冬は厳しい寒さが続きます。前検より雨は降らないものの気温が低く、さらに風が強いので体感温度は真冬の寒さです。さて、今日は大会2日目。初日特選を3着までに入賞した9人で争われる優秀戦『ダイヤモンドレース』をメインに6つの二次予選が行われました。優秀レースでは山崎芳仁が4回転を駆使して豪快な捲りで快勝。激戦を力で制しました。明日は決勝を賭けた準決戦。今日以上の白熱した戦いが繰り広げられそうです。二次予選でいい動きを見せた選手をここで挙げていきたいと思います。
まずは青森県の高谷雅彦〔67期〕。
鐘では7番手に置かれてしまい苦しい流れとなったが空いた内をうまく抜けて先制を決める。「正直、鐘で7番手は組み立てとしては失敗です 。たまたま内が空いていたから行けたけど・・・」とレース後に思わず苦笑い。しかし、直線でもいい粘りをみせた。結果として中団を取った村上の捲りが届いてしまったが、久しぶりに力強い走りだった。「今回ギヤを上げているんです。今までは64だったんですけど、今は71にしている。重いには重いんですけどこのバンクなら(軽いから)ちょうどいいのかも」と話す。明日は北日本の3番手周り。脚を溜めて一発狙いたいところだ。
次に静岡県の新田康仁〔74期〕。
初日は負けたとはいえ力強いレースで好調をアピールしていた。勝負ところの二次予選では中団を飯野祐太と取り合い共倒れとなってしまった。「自分のラインは2車で仕掛けるにも仕掛けづらかった。飯野君が引くだろうと思って早めに抑えていったんだけど、あれほど彼が(中団に)こだわるとは思いませんでした」とレース後に話す。「正直、調子がいいだけに二次予選は悔しさが残ります。でも負けは負けなので気持ちだけ入れ替えて走ります」と最後にキッパリ。
最後は二次予選で強気な攻めで活路を開いた牧剛央〔80期〕。
渡辺一成の先行1車とみるやいなや選手紹介時から番手ジカ付け。「初日のタイムとかから考えると渡辺君の番手しかなかった。正直、このクラスともなると自力は通用しないと思うし」と強気な捌きに出た理由を説明。最終的にこの強気な組み立てが功を奏して、嬉しいG1初の準決進出を決めた。「準決に乗れるなんて本当に感無量です。(準決は)最後まで頑張ります」と意気込みを語っていた。
まずは青森県の高谷雅彦〔67期〕。
次に静岡県の新田康仁〔74期〕。
最後は二次予選で強気な攻めで活路を開いた牧剛央〔80期〕。
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