昨日は小倉ナイターの取材を終えてすぐ記者席を出発。小倉駅22時発の特急列車に乗って一本で久留米に到着。久留米駅には23時半くらいに着きました。ホテルに到着して仕事前の予習をやっていたら何と時計の針は3時を過ぎてしまいました!慌てて寝ましたが今朝は(寝不足で)かなりつらい状態に・・・。しかも期末の記念ではよくあるのですが欠場に次ぐ欠場。久々に当日欠場があって忙しさに拍車がかかりました。何か流れが悪いような気がしますが、これが遠征の最後となれば自然と気合が入るものです。明日からも頑張って取材していきたいと思います。では検車場にいってみましょう。
初日特選から3人ほどピックアップします。まずは地元の新鋭吉本卓仁〔89期〕は9Rに登場する。小松島の準決では落車のアクシデントに巻き込まれてしまい足首、肩を打ち10日間も入院した。「だいぶ良くなったけどまだ肩を含めて完全な状態ではないんです。でも肩は走るのには関係ないから大丈夫なんですけど」と走る事には問題ないことを強調する。「入院中は自転車には乗れなかったので、乗りたい気持ちが大きくなって体がむずむずしていたくらいですよ(笑)。退院してからはその分とばかりに1週間ミッチリと乗り込みました」と話す。久々の実戦の上に地元戦となれば気合が入らざるを得ない。緊張しているのかと思いきや逆に「走るのが本当に楽しみ」とプレッシャーを楽しむかのような答えが返ってくる。初日は地元の先輩・紫原を付けて逃走を図る!
10Rからは広川貞治〔61期〕が登場。番組の意図とするところでは武井大介ー阿部康雄の3番手回りであったが、インタビューにはキッパリそことは言わない。「武井君は先行ではないでしょう。捲りでも番手なら武井君につけるけど、3番手では・・・」とその位置には難色を示す。「だから4番手でも先手を取りそうな渡部哲君ラインを追走していくつもりです」と話す。今回の追加連絡は急なものであったが「僕は急な追加でも慣れているから全く問題なし!熊本の後もしっかり練習していたから大丈夫です」と心配をキッパリと否定する。
最後は千葉の武井大介〔86期〕を挙げたい。熊本はらしからぬ動きで敗退を喫しいいところがなかった。その原因をこう振り返る。「松坂で落車したのが痛かった。その影響がずっと響いていて・・・。今回も練習はしてきたけど感じ自体はあまり良くなくて・・・」と終始弱気な感じ。明日の作戦について聞いてみると「初日はヨコの動きよりタテのレースで脚の感じを掴みたい」と話す。話を聞いている限りはあまり強気な印象はないがレースの組み立ては実にうまい車。状態は完全ではないが“うまさ”でカバーして一発を狙う。