今日は南三陸町でのボランティアについて思いついたことを書いておきたいと思います。まず、ボランティアの2日目に読売新聞の記者が取材に南三陸町を訪れていました。その記者は現場に同行して色々と取材してインタビューなどを取っていました。その質問が「どうしてボランティアに参加したのか」というものでした。
あまりにストレートで急に聞かれたのでどう答えを出せばいいのか時間がかかってしまいました。他の人なら強い意志と使命感を持ってここに来ているのだから、すぐに答えることは可能でしょうが、自分の場合はちょっと複雑で答えにくい。もちろん根本に被災者の役に少しでも立ちたいというのはあったけど、もともとボランティアらしい事はこの人生で一度もしていないし、今までの災害でもその地に赴いてまで人の役に立とうとまでは思わなかったのが実際でした。しかし、今までにない大きな揺れ(震度5強)を自ら体験し、当たり前に使っていた電気が電力不足により使えなくなりました。さらにいつでも手に入れられたガソリンが入手困難になり、生活全般に不自由さを感じる状況におかれて初めて気がついた気がしました。実際に被災地で暮らしていた人の苦労に比べれば自分なんて本当に恵まれている。もっと自分が動いてその人達の役に立たなければいけないという気持ちになり「やるなら直接現地で自分の手でやりたい」と思うようになりました。これがボラティアに参加した理由です。しかし、先ほど書きましたが、唐突に記者に聞かれたものですから「近くが母親の実家だし、何とかしないといけないからと思ってきました」と何とも薄っぺらい返事をしてしまいました。でもいいんです(笑)。
ここからは実際に参加して思った事を書きます。まずはボランティアに参加している方の多くが若いうえに県外者。さらに力仕事とはいえ女性の参加者もいるということです。自分が参加したチームは16人くらいでしたが、自分は上から2番目(自分は37歳)。ちなみに最年長が44歳でした。皆、与えられた仕事をこなすことを考えて黙々と動きます。今までの若い子に対しての印象は何となく柔い感じ(その年代の方すみません)があったのですが、彼らはどんな作業に対しても真剣に取り組んでいました。こういう若い子がたくさんボランティアに参加して力を発揮してくれると、被災地の復興はそんなに遠くはないことと感じました。
南三陸町のボランティアセンターでチャリティーTシャツを販売しています。背中の位置には「絆」。さらにその絆の文字の上には「今日も笑顔で、明日を目指し、強い絆と心に感謝」とプリントされています。確かに初日に訪れた荒砥の民家の方はあの災難の中でも笑顔がありました。逆に自分が被災者となった時に他人に同じ様な振る舞いがきるのか正直自信がありません…。本当に東北の人の強さは凄いものがあります。この強さで一歩一歩復興に向けて進んでいって欲しいと願っています。復興の折りには再び南三陸町の荒砥を訪ね美味しい魚を食べに行きたいと思っています。
あまりにストレートで急に聞かれたのでどう答えを出せばいいのか時間がかかってしまいました。他の人なら強い意志と使命感を持ってここに来ているのだから、すぐに答えることは可能でしょうが、自分の場合はちょっと複雑で答えにくい。もちろん根本に被災者の役に少しでも立ちたいというのはあったけど、もともとボランティアらしい事はこの人生で一度もしていないし、今までの災害でもその地に赴いてまで人の役に立とうとまでは思わなかったのが実際でした。しかし、今までにない大きな揺れ(震度5強)を自ら体験し、当たり前に使っていた電気が電力不足により使えなくなりました。さらにいつでも手に入れられたガソリンが入手困難になり、生活全般に不自由さを感じる状況におかれて初めて気がついた気がしました。実際に被災地で暮らしていた人の苦労に比べれば自分なんて本当に恵まれている。もっと自分が動いてその人達の役に立たなければいけないという気持ちになり「やるなら直接現地で自分の手でやりたい」と思うようになりました。これがボラティアに参加した理由です。しかし、先ほど書きましたが、唐突に記者に聞かれたものですから「近くが母親の実家だし、何とかしないといけないからと思ってきました」と何とも薄っぺらい返事をしてしまいました。でもいいんです(笑)。
ここからは実際に参加して思った事を書きます。まずはボランティアに参加している方の多くが若いうえに県外者。さらに力仕事とはいえ女性の参加者もいるということです。自分が参加したチームは16人くらいでしたが、自分は上から2番目(自分は37歳)。ちなみに最年長が44歳でした。皆、与えられた仕事をこなすことを考えて黙々と動きます。今までの若い子に対しての印象は何となく柔い感じ(その年代の方すみません)があったのですが、彼らはどんな作業に対しても真剣に取り組んでいました。こういう若い子がたくさんボランティアに参加して力を発揮してくれると、被災地の復興はそんなに遠くはないことと感じました。
南三陸町のボランティアセンターでチャリティーTシャツを販売しています。背中の位置には「絆」。さらにその絆の文字の上には「今日も笑顔で、明日を目指し、強い絆と心に感謝」とプリントされています。確かに初日に訪れた荒砥の民家の方はあの災難の中でも笑顔がありました。逆に自分が被災者となった時に他人に同じ様な振る舞いがきるのか正直自信がありません…。本当に東北の人の強さは凄いものがあります。この強さで一歩一歩復興に向けて進んでいって欲しいと願っています。復興の折りには再び南三陸町の荒砥を訪ね美味しい魚を食べに行きたいと思っています。
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