本日から松戸ナイターの取材。前回の小倉ナイターのメンバーに比べるとやや迫力に欠けるメンバーですが、シリーズリーダーとなる鈴木誠選手を始め石毛克幸選手など地元勢の活躍に期待したいところです。A級はメンバーが豪華。好成績の機動型が揃って激戦必至だ。さらに西武園のイベントでもお世話になっている田渕浩一選手の参戦とあって見応えのあるシリーズとなりそうです!では本日の検車場に行ってみましょう。
まずは初日特選レース(12R)から内田慶〔87期〕を挙げます。全プロから中9日での参戦となった。「日にちが空きましたから練習はやってきました。体や調子の方は全く問題ありません、大丈夫です」とキッパリ。明日は地元・石毛の先行1車の展開でその組み立てに注目が集まる。「山崎さんに前を任せてもらったので積極的に何でもやっていきます。作戦ですか?当然捌きを含めて動いていきたいと思ってます」と力強く話す。ただ、話の感じからは番手勝負を意識しているようには感じない。思い切ったタテのレースとなるのか?
次は選抜戦(10R)からは川崎健次〔88期〕。一時はヨコの動きを見せていた川崎だがここ最近はタテのレースに徹してバック数も段々と増えつつある。「これから先のことを考えたらやっぱりタテの脚も作っておかないといけないと思って少しずつ駆けています。でもやっぱりこのクラスで先行したら勝てませんよね・・・」と話すが明日はちょっと別?の様だ。「高谷さんとやっと一緒になれました。今までは同じ配分はあってもレースは別でしたから。前を任せてもらう以上は頑張りますから」と動くレースに徹していきそうな感じ。初日の組み立てに注目だ!
A級の選抜戦(5R)には地元の福森慎太郎〔84期〕が参戦する。普段はポーカーフェイスの福森だがどことなく緊張気味。ちょっと話を聞いてみると「やっぱり師匠(吉井秀仁)の冠レースだから緊張しますよ。ヘタなレースを師匠の前で見せるわけにはいかないし、いきなり負ける訳にもいかない」と、ピリピリした感じがこちらにも伝わってくる。初日は何とかして見せ場を作り勝ち上がりたいところだ。