本日は大会初日。朝から曇天で身を切る様な寒さの佐世保でしたが一日を通して雨には降られずまずまずのコンディションでレースが行われました。
ただ、海から吹き付けてくる風でバンク自体が重く感じるようで走る選手を苦しめていました。だからではないでしょうが、結果は大荒れで高配当が続出する有り様。正直、まともにスジで勝っていたら儲からなかったような気がします（最終レースはモロスジでしたが・・・）。では本日の検車場にいってみましょう。
まずは初日特選・１０Rを走った北海道の山田敦也〔88期〕。
北同士で佐藤友和を目標としていました。その佐藤が上昇する松田優一を突っ張っていき先行態勢に持ち込みます。展開は良かったのですが、すかさず吉田敏洋の捲りが飛んでくる。「外を吉田さんが捲って行ったから切り替えて行くかどうかで迷いましたよ。でも行ったのが１車だけだったし初日特選というのもあったから佐藤さんに追ってもらいました」と説明。「疲れもないし、走っていて楽だった」と周りの状況も判断できたうえに余裕があったようだ。明日の優秀レースも佐藤との連係。いかにして結束した九州勢に戦いを挑むのかが見所です。
最後は１１Rを走った紫原政文〔61期〕。
初日特選では井上昌己マークからキッチリと差し切っての１着。軽快な差し脚で好調をアピールした。検車場に帰ってくると彼を迎えに出た選手達が口々に「KY（空気読めない）差しだ～」と騒ぎ立てる。するとこれに対して「お客さんにもそんな感じに言われたよ“紫原！お前は２着でよかろうが”って感じで（笑）。でも自分としては勝てる展開である時は勝たなくてはいけないと思っているから、そう言われてもねぇ・・・」と話す。今年初めの立川記念でも荒井崇博の番手から連日突き抜け。まさに今日の動きはその時と全く同じ感じ。今シリーズも好調男から目が離せそうにもない！
まずは初日特選・１０Rを走った北海道の山田敦也〔88期〕。
最後は１１Rを走った紫原政文〔61期〕。
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