今回は好メンバーが揃って激戦となりましたが、シリーズリーダーとも言える竹山陵が初日特選でまさかの落車欠場。これでV争いの行方は分からなくなってきました。しかも、今回は好調な選手が勝ち上がってきており激しいレースが繰り広げられそうです。一方、チャレンジ戦の決勝は実力断然の坂本貴史〔94期〕が危なげなく勝ち上がって完全Vに王手。ここで優勝して次走の平のレインボーカップに勢いを繋げたいところです。それでは明日の1・2班戦の決勝戦から鈴木庸之〔92期〕をピックアップしたい。準決では中団を確保して大井崇の逃げを豪快に捲る。「バックはちょっと向かい風できつかったけどよく捲れた。脚の感じはいいと思います」とレース後話す。今回はいつもよりも軽いギヤ比で走っている。それについては「次のレインボーカップのために軽いギヤに慣れるようにしています。普段は3.71でこれが一番今の自分にとってあっているギヤ比なんです。(指定練習でなどで)バンクの状態を把握して決勝はギヤを選択していきたい」と教えてくれた。勝負ギヤ変更ならアタマから狙ってみたい車だ。
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